イギリスの通貨について調べました。ポンドとユーロ、なぜ単位が違うのか、紙幣やコインについてもおもしろいことがわかります。イギリス経済やヨーロッパ経済を知る上でも知っておいた方がいいでしょう。
イギリスは、EU(ヨーロッパユニオン)の加盟国であることは、多くの方がご存知でしょう。
しかし、通貨もこれに準じて、共通のユーロであるかと思いがちなのですが、イギリスは独自の通貨を採用していることには、びっくりしました。単位は、ポンド、またはスターリングといいます。補助単位は、ペンスといいます。
ちなみに、イギリスでは、イングランド銀行が発券しているポンドの紙幣と硬貨が主流であることはご存知でしょうか?その他に、スコットランドの銀行が発行する紙幣も、この国全域で使えるお金として利用できるのです。他の、EU諸国とは、お金の取り扱いの事情がちょっと異なるので注意しましょう。
もう1つ、注意したいことは、イギリスの近辺にある島の通貨事情です。例えば、北アイルランド、マン島、ガーンジー島、チャンネル諸島、ジャージー島、ジブラルタル半島、フォークランド諸島では、独自のポンドを発行していることです。イギリスの通貨と価値は同じで、銀行で取り替えてくれるので、便利でしょう。
ただし、日本人が帰国した際にイングランド以外の紙幣は、日本の銀行では両替ができないので、注意しましょう。
イギリスでは、なぜ通貨はユーロではないのかなと、疑問に思った方も多いでしょう。ヨーロッパに、旅行した際は、何だか面倒くさいなと思ったという経験をお持ちの人も少なくないかと思います。
国民の半数が、現在もユーロの導入については、反対を示しているのです。なぜかというと、現在でも共通の紙幣等を導入しなくても、経済成長率は、ヨーロッパでは1番という考えがあるということであったり、大英帝国時代からの、ポンドという古来からの慣習を守りたいという思いが、国民も強いという理由からというのには、驚きました。また、共通の紙幣等を導入した、ドイツやフランスの経済が低迷しているということも危惧している要因のひとつでしょう
。実際に、ドイツやフランスが経済成長の兆しが見られれば、現在の制度の変化も期待できるかもしれませんね。この問題は、日本の場合を考えれば何となくイギリスの国民の通貨考えも理解しやすいかと思います。例えば、近隣の中国や韓国と共通の通貨にするといった場合、経済状況が3国とも同じではありません。そのような場合、反対する方も多いでしょう。
旅行をしていて不便な点もありますが、逆にイギリス国民の気持ちを考えると、納得するような気もしないでもないですよね。
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